卒業生ブログ 3回生 上杉 達哉
「サッカーは失敗のスポーツである」
こんにちは!滋賀大学経済・DS学部54代サッカー部でマネジメントを務めておりました、上杉達哉と申します。この場を借りてになりますが、平素より多大なるご支援、ご声援を頂いておりますOB・OG、保護者や学校関係者の皆様に御礼申し上げます。拙い文ではありますがご一読頂けたら嬉しいです。
思えば始めてから16年間も経っていたサッカー生活。本気でやれるサッカーと別れるかもしれないという節目を迎え、振り返ってみると自覚することがある。それは私が何よりもサッカーが大好きだということである。今の自分はそのほぼ全てをサッカーに関わる活動によって構成されていると言っても過言ではない。しかしその道のりの多くは、苦しさと失敗と後悔で溢れている。だが、それが良かった。今の自分は心の底からそう思う。
5歳からサッカーを始めた自分は小学6年生の頃に県トレセンに選ばれ意気揚々と勇み足で向かった。だがその先で大きな挫折を味わった。中学生では、先発で試合に出ることすらほぼないチームに毎回片道1時間かけて練習に行っていたし、高校ではただの一度だって公式戦の舞台でスタメンになれたことはない。大学でも目標としていた昇格を達成することが出来なかった。
年代でまとめただけでもこれだけの失敗や苦難がある。この途中で自分でも選んだチームを間違えたんじゃないかと思うこともあった。だが、後悔はあっても失敗だと思う選択はない。なぜならそこに
「自らの意思で決めた挑戦」
が伴うことができたからである。
初めて自らの意思で決めた挑戦ができたのは中学生の時だった。当時、親の都合でドイツにいた自分はあえて日本人のいないチームを選んだ。なぜならいつも簡単な方に逃げてしまう自分を変えたいから、そして信頼しあえる素晴らしいコーチがいたからだった。結果として自分はドイツ語が話せないにも関わらず、チームのエースになることができたし、してもらえた。挑戦を選んだからこそ、多くの人から期待だけでなく優しさや感謝を受け取るかけがえのない経験を得られたのである。
それからは常に挑戦をしてきた。日本に戻ってから入った中学のチームは当時自分の実力で入れる最高のチームだったし、高校は全く試合に関わることも出来ないかもしれないと覚悟を決めて入部した。
さて、ここまで大学とは関係ない自分語りをしてしまったが、問いかけたいことがある。それは、
滋賀大サッカー部にて「自らの意思で決めた挑戦」をしているか
ということである。54代のスローガンである「本気の挑戦」もこれと同じようなことを求めていると自分では考えている。なぜこのようなことを言うのかというと、年々このような意識を持ってサッカー部に取り組める人が減っているように感じるからだ。
当然挑戦するからには失敗がついて回る。実際自分も大学では大きな失敗をしてきた。一年生の頃は自分で決めたテーマを達成するために、周りに自分の基準を押し付けてしまったり厳しい言葉を与えたりしてしまったことで浮いてしまったし、新しいポジションとして始めたCBではひたすらにミスを重ねてしまった。
しかしこの失敗は挑戦しなければ得られなかったものだ。自分の意思で決めているからこそ、その失敗も大きく感じるし辛いかもしれない。だがその弱い自分を認め、克服することが自分にとってはなによりも力になると思う。実際この力は今の私にとって欠かすことのできない要素になっている。
今、「自らの意志で決めた挑戦」が出来ていないと感じる人にはまず、ピッチ内で挑戦してほしい。ありがたいことにサッカーは「失敗のスポーツ」と呼ばれるほど失敗ばかりのスポーツである。練習で好きなだけ挑戦して、好きなだけ失敗すれば良い。そしてピッチ内で挑戦出来る人は、気づいたらピッチ外でも挑戦できるようになる。逆もまた然りであるから、ピッチ外から挑戦してもいいと思う。滋賀大サッカー部は学生主体という挑戦がしやすい環境だからこそ、どんどん失敗してほしい。
そして何より伝えたいのが、挑戦と失敗の過程で切磋琢磨できる仲間や支えてくれる人、真に尊敬できる先輩や可愛い後輩、応援してくれる人に出会えるし、気付けるということである。だから自分は滋賀大サッカー部で、サッカー人生で出会えた全ての人に感謝とリスペクトをしているし、辛いときに支えてくれた人たちには一生を持って感謝を返していきたいと思う。
だからこそ、後一年程度の大学生活で「自らの意志で決めた挑戦」をもっと増やすつもりだ。今度は後悔すら残さないように、気づいたこと全てに圧倒的なフォーカスをしていきたい。そして得られた多くの失敗は、自分をまた一つ強くしてくれるだろう。全部サッカーから学んだことだ。感謝しかない。だからこそ私は、サッカーが大好きだ。
最後になりましたが滋賀大サッカー部で自分に関わってくださった偉大な先輩方や多様で魅力に溢れた同回生、可愛い後輩たち、榎本先生やOBOGの皆様、そしてサッカーに感謝申し上げます。ありがとうございました!今後とも滋賀大学サッカー部にご支援ご声援のほどよろしくお願いします!
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